岩手県県南広域振興局様より受注した「平成28年度一級河川砂鉄川筋松川地区内水対策施設詳細設計業務委託」にて詳細設計を行った内水排除施設が平成31年2月に岩手県一関市東山町松川地区に完成し、平成31年2月13日に排水ポンプの試運転が実施されました。
この施設は、釜石市鵜住居町にて不要となった排水ポンプを転用することで、排水能力を向上させ、近年多発する集中豪雨や台風による洪水被害の軽減を図るものです。
また、緊急時には近隣の川崎防災ステーションにて保有する救急排水ポンプ車による排水活動も実施出来るように、フロート式水中ポンプ用の排水ピットも併設しました。
【排水能力】
今回整備 30m3/min(15m3/min×2台)
既設ポンプ 45m3/min
計 75m3/min
※超過時には救急排水ポンプ車による対応