お知らせ

株式会社豊水設計では、令和最初の新人現場研修会を実施しました

株式会社豊水設計は、6月27日(木)「新入社員」および現場に行く機会の少ない「作図担当者」を対象に現場研修会を実施しました。

この研修は平成28年度から4回目で、新入社員の「現場を知って、一日も早く会社の戦力になりたい」との提言から始まっております。


はじめの現場は、昨年同様、当社が設計を行なった余市町大川海岸です。

まだ、護岸の下へ降りる仮設道路の施工中でしたが、民家が近いことから、重機も低騒音型を用いて施工を行っていました。

現場では、設計の参考になるお話も聞くことが出来ました。福津組の桐澤さん、ありがとうございました。


2番目は、小樽港の北防波堤を見学しました。日本土木学会の選奨土木遺産に指定されております。

完成から110年以上経過していますが、それ以降に施工されたコンクリートよりしっかりした状態に見えました。


3番目は、小樽港マリーナです。「まるで日本じゃ無いみたい」という声も聞かれました。(外国にも色々有りますが)


4番目の現場は、岩見沢市の幌向川右岸にあり、老朽化した樋門の改築現場で、当社が平成23年から実施設計を受注しました。

工事は、平成25年に完了しております。

ここの樋門現場は、来る度に草の繁茂が進んでおり、台風等の増水の度に土砂堆積が有った様です。

その際には、この樋門が大いに役立ったと思われます。


5番目は、札幌市東区モエレ沼公園にある水郷西大橋の現場でした。

この橋は、当社が平成27年度に補修実施設計を受注しましたが、ちょうど補修工事が行われている所でした。

鉛系塗装のケレンに当たり、厳重な覆いの中で作業が行われていました。


今回の現場研修の後、参加者からは、「近年の土木工事は、設計段階から周辺環境に配慮する必要がある事が理解できました。」などの感想が述べられました。

今回の研修により、業務のモチベーションアップを期待しております。